2006年10月28日

Firefox 1.5と2.0を共存させる方法

 先日、Mozilla FirefoxのVer2.0が公開されました。しかし、このバージョンアップに二の足を踏んでいる人も少なくないのではないでしょうか?実際、1.0から1.5に移行した時に拡張機能がかなり使えなくなって困った、なんて人は、私も含めて決して少数派ではないはず。であれば、今回の1.5→2.0のケースも、同様の事が起きないか心配だという方は多いと思います。そこで、ここではFirefoxの1.5と2.0を共存させる方法を記述したいと思います(1.0と2.0でも同様に出来ると思います)。


 まず最初に、Firefoxをすべて終了させて下さい。次に、[スタートメニュー]→[ファイル名を指定して実行]で、

firefox -p

・・・と入力します。すると、以下のような画面が出てきます。

ユーザープロファイル選択.gif

 上の画像では、既に私自身が、1.5と2.0を使い分けるために2つのプロファイル(Firefoxの設定類の名称)を作っていますが、基本的にこの記事では、プロファイルがひとつだけ存在するという前提で書いていきます。

 まず、このウインドウの右のボックスにある、既存のプロファイルの名前を書き留めておきます。ほとんどの場合「default」だと思うので、この「defalt」を書き留めておきます。

 次に、左のボタンで「新しいプロファイルを作成」を押します。そうすると新規作成するプロファイル名の入力を求められるので、わかりやすい名前を入力しておきましょう。ここでは上記の画面通り、「Profile-2.0」という名前で作ったと仮定して話を進めます。

 そしてこれが終わったら、右下の「今後このプロファイルを使用する」のチェックボックスをオフにしておきます。これは忘れがちなので、注意して下さい。


 ここまで来たらとりあえず、先に1.5の環境で自動的に立ち上がるショートカット・アイコンを作っておきます。とは言っても、すでにデスクトップなどにFirefoxのショートカットがあるはずなので、それにちょっと変更を加えるだけです。

 まずアイコンの名前を、わかりやすく「Firefox 1.5」とでもしておきます。そしてアイコンのプロパティを開いて、[リンク先]を以下のように変更します。

"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" -p "Default"

Firefoxアイコンのプロパティ.gif


 この設定が終わったあと、このショートカットからFirefox(1.5)を起動してみてください。起動途中で上記の「ユーザープロファイルの選択」のウィンドウが出なければ成功です(出てきた場合は、上記の[リンク先]での入力が間違っている可能性があります)。


 次に、Firefoxのプロファイル・フォルダにアクセスします。このフォルダは隠しフォルダの中にあるので、通常のウィンドウズの機能を使ってアクセスする場合、事前にエクスプローラやフォルダ表示ウィンドウで、[ツール]メニューの[フォルダオプション]で[表示]タブをクリックして、[ファイルとフォルダの表示]項目を「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更しておきます。

 肝心のプロファイル・フォルダの場所ですが、ログイン時に使っているユーザ名を「UserName」と仮定すると、

C:\Documents and Settings\UserName\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default

・・・となります(xxxxxxxはFirefoxが自動生成する任意の文字列)。上記のプロファイルフォルダがプロファイル「default」のプロファイル・フォルダになります。そして、同じ階層には、「xxxxxxx.Profile-2.0」というフォルダもあるはずです。

 ここで、xxxxxxxx.defaultのフォルダ中身をすべて、xxxxxxx.Profile-2.0フォルダにコピーします。マシンの性能にもよりますが、結構時間がかかるので、お茶でも飲んで待ってましょう(笑)また出来れば、xxxxxxxx.defaultフォルダの方を別途バックアップしておけば、なお理想的です。

 これで2.0専用のプロファイルが作れたことになります。これでいよいよFirefox 2.0をインストールします!

 こちらのページから、Firefox 2.0をダウンロードします。ダウンロードしたものを起動してインストールするのですが、これの途中で、「標準インストール」ではなく「カスタムインストール」を選択し、インストール先のフォルダを1.5とは違うフォルダに指定して下さい。そしてインストール終了時に、終了後にFirefox(2.0)を起動させないようにして下さい(最後の画面のチェックボックスをオフにして下さい)。

 インストールが済んだら、新しくできたショートカットをわかりやすく「Firefox 2.0」などと名前を変えておきます。そして、またまた[スタートメニュー]→[ファイル名を指定して実行]で、

firefox -p

・・・と入力し、今度は2.0用のプロファイルである「Profile-2.0」を選択し、今度は「今後このプロファイルを使用する」のチェックボックスをオンにしておきます。そして一端終了した後、改めてFirefox2.0を起動します(最初に拡張機能の動作確認等があります)。この状態で1.5と2.0、それぞれのFirefoxが別々に起動できることを確認できたら、作業は終了です。なお、2つを同時には起動できないので注意して下さい。ちなみに1.5と2.0はデフォルトのテーマやメニュー等がかなり違うので、すぐ見分けがつきます。


P.S. この時点では2.0はWindowsの「既定のブラウザ」に設定されてないので、必要に応じてFirefox2.0の[ツール]−[オプション]メニューの[一般]タブで「既定のブラウザ」にするかどうかを設定して下さい。
posted by SocialDead at 15:47
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